実績とセレクション

WAT/オフィスHは、2000年から世界の短編アニメーション(アートアニメーション)を日本に紹介してきました。
紹介している作品は、主にヨーロッパとカナダで制作された、独立系の作家やプロデューサーの短編で、世界の映画祭で評価されたり、米アカデミー賞を受賞するなど、クオリティの高いセレクションです。また、学生作品や、学生時代の秀作も含まれています。

WATが紹介する作品=アートアニメーション+エンタテインメント=オルタナティブ・アニメーション

世界初の短編アニメーション映画は、コメディの『ファンタスマゴリー(Fantasmagorie)』で、1908年にフランスの風刺画家エミール・コールによって制作され、公開されました。棒線画を巧みに操り、アニメーションのモーフィングが観客を魅了しました。
それから100年。ディジタル技術が、アニメーション表現を何百倍も広げました。作り手の幅は広がり、世界の至る所でアニメーションが作られています。
日本のアニメーションは、独自の技法や演出術を発展させ、世界で一目置かれる存在です。
しかし、日本で日常的によく見られる、セル画・ドローイングのテレビアニメや近未来ストーリーのOVA(オリジナルビデオアニメ)だけではありません。
紙やセルの上や直接フィルムに鉛筆や絵筆で描くドローイング、パペット、粘土のオブジェクト、紙片、積み木、ピン、毛糸、砂、影・・・そして人間まで、コマドリ技術により、あらゆるモノを時間軸のストーリーラインに沿って動かす変化・変形。それが“アニメーション”だと思っています。


毎年何百もの新作から、あるいは古典的名作に再脚光を当て、「これは!」と思うものをご紹介します。

WATのセレクションは、おとなも、こどもも、それぞれの感性で楽しめる短編アニメーションです。
さまざまな上映や配信などのオファーをお待ちしています。



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